あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

女医明妃伝



 

 

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!   

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

ぜんぜん期待してなかったんですけど、見始めたら面白くて、
私は恋愛ものと陰謀などのシリアスもの中間が一番好きみたいです。
華やかでも恋愛メインのものは途中で飽きるみたいだ。

世間の皆さまとは好みが違うようで、このドラマの評価もそこそこ程度だったので期待してなかったけど引き込まれました。

 

 

 

 

皇后様
キャラとしては皇太后がクセがありすぎてこの人が埋もれがちなんですけど人間として美しい方。
人間性が秀でてる。
けっこう苛められてるし←皇太后に!
ほっとかれてるし←皇帝に!
やなヤツに囲まれてるし←宦官とか!
なのに性格が素晴らしい。
意地悪でもなく、弱くもなく、いつも冷静。
素晴らしいわ!

 

祁鎮(兄)
       正義感強いが直情型で後先考えずに突っ走りがち
       允賢に対しても直情
       しかし彼女の気持ち尊重型
       皇帝と言う最強の武器を持っていても悪いことに利用することはない
       弟よりも育ちが複雑なせいか人の情を理解してる

 

祁鈺(弟)
       正直者だが他者も正直者だと思ってる
       兄のことも疑わない良い子だが母親その他に利用されてても気づかないおバカな子
       允賢に対しても正論でしか接しない
       正面からしか見ないので允賢の気持ちも尊重出来ず残念な子

 

 

 

祁鈺と恋人だった允賢だけど彼の事情に振り回されっぱなしな上に、自分も実家の冤罪晴らさなくちゃいけないとか絡み合って邪魔が入りまくり。

 

思うんだけど相手の人間性ってトラブルに陥ったときにわかるんだよね。
どんなに優しいとか信頼できるとか普段思っていても、互いがピンチになったときにどう対処してくるかで相手の人間性が見えてくるの。


優しいは優柔不断だったり、強引は横暴なのか、決断力なのか。
相手が誰を(何を)一番優先してるのか等々、
案外と幸せなときはわからなくて不幸に見舞われたときにわかるのですよ。

 

これは友人や周りの人間全てに言えることだけどね。
自分のピンチの時に誰が一番自分を尊重して味方になってくれるのかはそんな時にわかるものです。

 

ヒロインに対して男が二人はよくあるパターンですが、普通はメインが居て敵役とか恋のライバルが3番手としてはっきりしてるのに
このドラマははっきり言ってどちらが本命か、進んでいかないとわからない。
ヒロインの立場も気持ちも複雑にくるくる変わるので見てる方もどっちなんだ?になる。
それはそれでお好きな方を応援すれば良し、ヒロインと同じようにどうすればいいの?と迷うも良し。
そう言う意味では他にはない楽しみ方も出来ると思う。
最後の最後まで見逃さずに……

 


弟王役の人は「私のキライな翻訳官」の人ですよね。
ブログ始める前に見たドラマなので感想アップしてないんですけどあれは面白かったです。
あの時は、ドSツンデレがどんどん可愛くなっていって、この彼氏最高だー!と思いました。
現代物ですが是非見て頂きたい。
現代物苦手な私が気に入った数少ないドラマです。

 

 


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