あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

長相思2 その3

 

 

ヤン・ズー

ジャン・ワンイー

ドン・ウェイ

タン・ジェンツー

ワン・ホンイー

 

 

原題  長相思(全23話)

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

塗山璟の暗殺を企てたのは皇后でした。

そもそも小夭を殺したかったんだけど、とにかくこの皇后は"女です!"って感じの頭の悪さ。

女の悪いところ全開です。

瑲玹を好きなのは構わないけれど、好きだ好きだのアピは小夭の妹と変わらないけれど、こっちは小賢しく企むことが好き。

けれどもあまり頭が宜しくないから毎度外してくる。

皇后になったところで瑲玹に振り向いてもらえる保証もないのにこだわってた。

こだわって手に入れたならちゃんと勤めを果たしてほしい。

目立ってないけど淑妃は賢い女だと思う。

女としての勝負よりも、いかに瑲玹の役に立てるかを考えてわきまえてる。

 

結婚前に兄にも家族にもさんざん忠告されてた。

男女の愛を求めるなと。

その兄は妹の不始末を知って初めて怒った。

彼は愛に生きるよりも大事なことを優先してるから視野が広い。

瑲玹の人となりを認めてるし理解してるから、妹のやったことが許されないと知ってる。

妹のために挽回を──と無理もしたし、最後は瑲玹庇って死んでしまった。

この人は打算的でも腹黒くないから素敵な人なのよ。

死ぬ間際に妹の許しと、瑲玹のためにしたことは自分の手柄じゃなくて塗山璟の考えたことだと告白した。

そんな豊隆だからこそ、瑲玹も彼を信頼して重用したし、唯一の友だと呼んだんだよね。

 

 

 

 

小夭はわんこくん探しすぎて待ちすぎて疲れはてた。

髪には白髪が混じる……

わざとらしく真っ白にならないところも評価する。

ファンタジーはすぐに髪が真っ白になる(笑)

こちらの方がよほどリアル。

相柳は心を痛めるももう会うこともないと、多分別れを告げに来たんだね。

他にも用はあったけど。

相柳の残りのお仕事は解毒。

そしてもうひとつ増えちゃったね。

わんこくんの捜索。

わんこくんを探し出すのは相柳だと思ってた。

だって小夭の望むことはすべて叶えてあげたい相柳だし、自分は死んでしまうのだから小夭を支える人を残さないといけない←当然わんこくんを探す

 

多分相柳は舌打ちしたと思う。

自分の代わりに小夭はわんこくんに託そうとしたのに、まったく面倒掛けやがって……云々悪態ついたと思うよ(笑)

 

 

 

 

 

そのおかげもあって無事に帰れたわんこくん。

この二人は素直に良かったねとしか言えない。

塗山璟は何も要らないんだよ。

お金も名誉もいらない。

生きてるのはひたすらに小夭のため。

彼女のために命も捨てられるけれど、彼女を幸せにしなくちゃいけないから、自分の命は彼女のために大事にする。

だから小夭も彼の生還を信じてた。

そして瑲玹を除く周りの人たちも小夭を幸せにするのは塗山璟しかいないと思ってた。

 

 

 

決着ついてないただ一人の人@相柳

なんだろう?義理なのか、使命なのか、意地なのか──

そこにしか彼の居場所は本当になかったのかと思うのだけれど……

でも見てるこちらも早い段階から最後は死ぬんだろうと思ってたということは、やはりそういう人だったのだと思う。

 

 

 

死ぬ時は何を思ったのだろうか?

無念とか未練とかなかったのだろうか?

それとも安堵したのだろうか?

わかっていた相柳の結末だけれどやはり悲しかった。

 

 

 

 

 

相柳を偲ぶ小夭。

彼女にとって相柳はどんな存在だったのだろう?

これはずっと思ってた。

小夭の"一番"はある時からずっとわんこくんだった。

では相柳は?

好きだった?愛してた?それとももっと複雑な想い?

二股掛けてるような関係じゃなかったと思える。

塗山璟への愛と相柳への想いは色の違うものだった気がします。

 

 

 

何回結婚式するんだと突っ込みながら、最後は幸せに旅立っていきました。

行き先も決めずに二人で仲良く放浪するそうです。

小夭の夢が叶ってよかったね。

 

 

 

瑲玹は名君として名を残すのだと思います。

小夭か、王位か、どちらかを選ぶとしたら──

瑲玹の選択は多分、

小夭を守るために王位を選んだ と思います。

きっと何度やり直してもこの選択しかなかったと思います。

なぜなら小夭が幸せになるにはこの選択しかないのです。

 

 

 

 

 

瑲玹は気がついているんでしょうか?

小夭は瑲玹のことが子供の頃から大好きだったけど、男として見たことは一度もなかったのだから。

ずっと瑲玹は"兄"だったのですよ。

瑲玹はどこまでいっても片想いだったのだから、彼の恋は実ることがないんです。

だから愛する人のことは見守ることしかできない。

彼女を幸せにするには、力を手にして守ってあげることだけなんです。

ギリギリで踏みとどまって、助言もありそれらを守れたから小夭から疎まれず嫌われなかったのです。

 

最後に彼に寄り添っていた阿念が誰よりも賢く強く成長したのが救いです。

彼女と穏やかでそれなりに幸せな人生を送って欲しいと思います。

 

 

 

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