ヤン・ズー
ジャン・ワンイー
ドン・ウェイ
タン・ジェンツー
ワン・ホンイー
原題 長相思
18話〜31話(全39話)
前回の記事はこちら↓
最初の記事はこちら
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
女の姿に戻ったらラブロマンスメインになってしまうかと危惧したのだけど、今のところは足場固めに忙しいと言うところ。
皓翎国の王姫と言う身分に戻り、瑲玹の野望のために尽力することに。
西炎国の王位を得るためには叔父たちを退けなければいけない。
この叔父たちは悪人ですって顔に書いてあるレベル。
執拗に子供の頃から瑲玹の命を狙ってたらしい。
祖父は孫のことを不憫に思ってる風はあるけど、あくまで祖父の顔より王の顔。
建前かもしれないけれど……
家族に甘い顔してたら国が堕落する意見には賛成だから悪人でなければそれでいいかなと思う。
悪人では無いと思う。
瑲玹と小夭は二人ぼっちで立ち向かう覚悟。
しかしこの先は人脈が必要だと思う。
二人の結婚とか大事よね。
小夭が大事だから気を揉んで、それが理由で瑲玹を手助けしようと画策するのは塗山璟であるわんこくん。
赤水豊隆を焚きつけて、味方させようと口説く。
そこへ姿現すのは防風邶←どう見ても相柳だ(笑)
妖怪である相柳は九つの顔を持っていると言われているらしい。
小夭は会ったときに相柳じゃね?と疑いを持っているが、本人はとりあえず否定。
その後もちょこちょこ現れて小夭を構い倒す。
その一方で瑲玹の命も狙ったが、必死で瑲玹を庇う小夭を見てやめる。
相柳の姿は一時的に消えたけど、黒髪の防風邶になって登場しまくり。
この辺りの話の流れでは相柳が一歩リードか?
やはり小夭の逆ハーではあるんだけど、恋に右往左往してるのは男たちだけで、今のところ小夭は冷めてる。
色々な目に遭ってきたし、男としても生きてきたし、西炎国のこともあるので、正直恋愛に"振り切ってる"暇は無し。
心が揺れているときもあるんだけど、わんこくんには許嫁が要るからそっちが片付かないうちは話にならないし、相柳に対する気持ちは自分でも分からないんだろうなぁ。
良くできてると思う。
相柳とは命のやりとりもする緊迫した関係だから、何を思ってもそのせいで心が揺れてると小夭は勘違いするんじゃないのかな?
緊張感とかドキドキは恋愛ではなく、敵だからだと。
瑲玹に至っては、恋愛どころじゃないよ。
瑲玹の力にならなくちゃと小夭は必死。
瑲玹のために命も捨ててくれるけど、それは恋愛のためじゃない。
ずっと傍にいてくれるけど、恋愛のためじゃないと言うジレンマ。
瑲玹は自分で蒔いた種だから仕方ない。
しかも彼の方は自分も小夭もそのうち人脈のために犠牲になる予感はあるんじゃないのかな。
気持ち的にはそれは嫌だと思ってるけど、権力求めるなら選ばざるを得ない。
赤水豊隆はまだこれからだなぁ。
しかし今のところ箸にも棒にも引っかからなさそうなこのキャラがあまり好きじゃないなぁ。
この先このキャラに萌えはあるだろうか?
他3人が強烈だから弱いんだよなぁ。
その妹キャラも好きになれないし……と思ってたらここで急に話の流れが変わってきた。
この赤水の妹は登場時、塗山璟の許嫁の防風意映と仲良くしてたのに、いきなり小夭との会話であの人大嫌いとか言い出した。
最初の船の出会いのときは嫌いな感じではなかったのに。
赤水妹は小夭との距離が近くなってから親友気取りではある。
瑲玹の嫁の座を狙ってるし、只今のところは凡庸なだけで腹黒いわけでは無さそう。
兄と二人で、中途半端なんだよなぁ。
そんなこと言ってるうちに小夭が狙われて死んだ。
死んだけどここで終わりのはずがなくて、相柳登場。
防風邶ではなくて相柳の方が、オレが助けると言って小夭を連れ去った。
瑲玹も仕方なくだけど認めて見送った。
小夭が目覚めるのに約40年掛かった。
次回へ続く