あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

墨雨雲間(ぼくううんかん)~美しき復讐~ その5

 

 



ウー・ジンイエン

ワン・シンユエ

 

原題   墨雨雲間(全40話)

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

季淑然は死罪に値すると祖母や雲柏は決断したのですが、麗妃から横槍が入りました。

麗妃は季淑然の妹です。

この家も父親がかなりおかしな人だったから、姉妹して苦労はしてきたんでしょう。

淑然を殺すわけにいかなくなりましたけど、その前に精神を病んでおかしくなりました。

 

それ以上に悲惨だったのは桐児がこのトラブルで芳菲を庇って死んでしまったことです。

なんだか弱いものから死ぬっていうのが毎回やりきれないですよね。

姜梨に幼い頃から仕えて、苦しく辛い貞女堂で一緒に耐えて苦労してきた。

主人が死んだ今も忠誠心は変わらずに持っている。

そして彼女の仇を取るために芳菲の側で仕えて同士になった。

その敵を追い詰める段階で死んでしまうなんて。

死んだ後も姜梨のそばに居たいという言葉も号泣です。

主従でこれからも仲良くしてほしい。

 

 

 

 

これで終わったわけではなく今度は自分の復讐。

ターゲットは玉葉と婉寧。

宴で音楽を奏でるパートナーに無理やりなろうとする芳菲。

玉葉はこの頃はまだ芳菲を避けていたんだけど、その気持ちを逆なでして「奥さんと同じ顔だから嫌なんですね」みたいな嫌味を言ってた。

憎んでたんですかと突っ込んだら「愛してた」と……

この時の様子からちょっと同情しちゃったんですけど……まてまて、愛してたのに自分と家のために殺したのかよ!と思えば、なんて勝手な言い草。

沈玉容の中の人リャン・ヨンチーがこの玉容の憐れさを演じるのが上手いのか、度々騙されそうになるんですけど(笑)

よく考えて──

そもそもなんで芳菲を殺さなきゃならなかったのよ。

理由がいまいちよくわからない。

 

 

 

 

度々母と妹が……とか言うので、この性格の悪い母と妹を守るために脅されて妻を殺したの?

だったら玉容にとっては妻より母と妹だったわけでしょ?

それなのに妻を愛してたのにとか、寝言と言い訳は大概にして欲しいわ!

本当に愛してたなら殺せなかったと思うし、逃がすなり自分が命がけで守る道もあったはず。

自分が可愛いから、大事だから妻を殺したのよね。

なんかねぇ、この終盤が気が重かったです。

ここまで軽快に面白く見てたけど、このあとから始まる芳菲と、そして肅蘅の敵討ちの過程と結果が人間の自分勝手さと非道な感じが滅入ります。

 

まずは嫌がる玉葉と音楽を奏でるわけですけど、これによって玉葉は罪の意識の再燃と、芳菲に対する執着に火がついたのだと思います。

ここまで極力彼女を避けていたのに、ここからは彼女を再び手に入れたいと思い始めたのです。

芳菲やりすぎじゃないの?と思っちゃいました。

たぶん彼女は自分が死ぬことになっても玉容に思い知らせる意気込みでしょうけど、大変危険な状態になったのは確か。

玉容の方はこの演奏で過去の幸せを思い出しちゃったんですけどね。



 

 

 

そして以前試験の時に芳菲の怪我を治してくれた司徒九月。

彼女は大昭国の公女だったのですね。

随分と自由な王女様だわ(笑)

彼女は肅蘅とは知り合いで、彼女は肅蘅を好きみたいですが、兄の王に婚姻を頼もうかと言われても「無理やり」するものじゃないと言います。

ちゃんとした大人で人の道理をわかってる素敵な女性だと思います。

恋敵の芳菲を何度も助けて友人になってるし。

 

そしてもうひとり葉世傑。

彼は芳菲が姜梨でないことに気がつきますが、自分からは何も言いません。

彼女が好きでアプローチもしたいのですが、そこには玉容が居たり肅蘅が居たり、自分の入る隙間はないと気持ちを告げることもなく、ただ彼女を見守り助けたいと願っています。

こんなに出来てる人たちも居るかと思えば、芳菲を手元に取り返したいと色々企み出す玉容と、そんな彼の気持ちに気がついている婉寧の二人は違う方向から芳菲を狙っています。

 

そして、芳菲の方はあちこち手を回して婉寧に偽の妊娠薬を飲ませることに成功する。

 

 

 

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