ディリラバ
ゴン・ジュン
リウ・ユーニン
原題 安楽伝(全39話)
9話〜26話
前回の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
メインキャラがちょっと多い気がするの。
主役の二人をAとします。
次に彼らのすぐ近くの人をBグループとします。
さらにそのつぎの脇役、毎回登場する人もしくは2回に1回は登場する人をCグループとすると、Bの人も多いし、Cグループまで入れたら何人になるの?という感じがする。
ほぼ朝廷界隈の人たちのはずなのに、例えば皇太子の妹公主=将軍も毎回のように出てくるし、その侍衛も主要人物っぽい。
こんな感じでどこまでも主要人物な気がする……という人が多い気がするのです。
その妹公主安寧@シア・ナン
梓元とは兄と同じく幼馴染みで親友と思ってた。
しかし何かあったような感じ。
兄とはまた別の何かで梓元に借りがあると思ってる様子。
都に出てきた偽梓元のことは兄以上に何かおかしいとすぐに見抜いた。
本物安楽とは出会い頭こそ険悪で、剣を抜いたもののすぐに意気投合。
今度は義姉妹だと宣言。
兄には安楽がお似合いと思っている。
その侍衛令北@ペイ・ズーティエン
この人胡散臭いと思ったら北奏公主の兄だった。
──と言うことは敵国の皇子ということになる。
当然安寧は知らない。
これは途中面倒くさいフラグが立ちすぎ……
その妹公主も登場。
でもこの子は性格良さそう。
どこまで絡んでくるのかよくわからない立ち位置なんだけど、ちょいちょい出てくるのは主要人物なのか?
侍衛と言えば皇太子韓燁の方の侍衛も問題が。
すごく強いと言っていたのに、なんでいつも傍に居ないんだと疑問だったのよ。
そしたらなんと敵の間者だった。
しかも早々というか序盤にバレて退場。
何これ?
しかも崖落ちは怪しい。
この人重要な人?もしくはこのまま退場?
ちょっと気になりすぎる。
手練れの侍衛が序盤に退場って何よ、そんなの過去に記憶に無い展開。
意表すぎる(笑)
側仕えの少年温朔@チェン・タオ
この子は何か重要なのか?
手練れよりもそばに置いてるから常に登場。
しかも過去のことが何回となく会話に上る。
記憶喪失で覚えてないらしい。
記憶喪失は重要アイテムだ(笑)
それだけでこの子は何か需要な立ち位置だとわかる。
毎回登場する妓楼にいる踊り子
琳琅@ワン・イーティエン
この人何役もこなしてる。
安楽たちを守る、暗殺、偵察、めちゃくちゃ強い美人さん。
そして見事な舞い。
新体操かと思うほどの身体の柔らかさは相手を倒すときも有効。
そして偽梓元が登場した。
韓燁と安寧に疑われちゃってるのは、根本的な人間性。
確かに10年軟禁されてたのは可愛そうだと思うけど、その前は物乞い。
子供だったのだし、身代わりにされてなかったら生きていたかも不明。
軟禁以外はいい暮らしで教養も身につけられたんだから一方的に被害者意識はちょっと違うような気がする。
その前にすでに卑屈になってるのは軟禁されてたからなのか、庶民のコンプレックスなのかは不明だけど、そもそも人間としての品性の問題のような気もする。
見張りとして付いてる慕青に頼り切りな割には我が侭放題。
本来身代わりなだけでお嬢さまな訳ではないのにね。
その慕青は見張ってる間に彼女のこと好きになっちゃってるし←仕方ない気もするけど
他にも安楽の侍女二人とか、皇帝に、悪者朝臣の何人かetc……
──とまあほぼ毎回登場する主要人物だけでこんなに居るのよ。
人多すぎだと思います。
話の流れの方は──
案外と早くに皇太子と公主は安楽が梓元だと気がついた。
それでも安楽でいてほしいから知らない振りをしてたけど、安楽の方は帝家の冤罪を晴らすために準備を進め、皇太后の誕生日の宴で証人を呼ぶ。
公主安寧の証言もあって、皇太后の罪は暴露。
陛下も認めないわけには行かなくなったけど、皇太后が帝家を陥れようとした理由は完全に女のエゴだった。
庶民の夫婦のもめ事じゃないんだから、皇太后として大局は見れなかったのか。
女の目線しか持てない皇太后が大局見たら……
旦那は帝家の女しか見てないし、息子の将来は不安だしで帝家八万もの兵士を含め皆殺しを計画……
こんなのが皇太后やってちゃいけないよね。
しかも別に旦那は浮気してないし、帝家は謀反考えてないしで全くの濡れ衣。
最後まで謝罪も無しに私は悪くないお前らが悪い、
陛下にはお前の為に全部やったと……
自分は頭に血が上ったまま自害してましたけど、なんだこの女としか思えませんでした。
自分勝手にもほどがあります。
まさに自分のために世の中回ってる……の典型。
プライド無さ過ぎな承恩とプライド高すぎて善悪もわからん皇后はいいコンビだったのかも。
最低女として。
帝家のことが明かされてもここまで三分の二です。
ここから先は北奏とのあれこれ。
まだまだ続きます。