あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外 将夜 戦乱の帝国 感想 考察 その1



チェン・フェイユー

ソン・イーレン

 

 

 

 

原題  将夜(全60話)

 

 

 

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

何度見ても面白いのですけど……

陳情令などと同じくもう何回見たか忘れましたけど、今回は寧缺のことだけ追って見ることにします。

自分の中ではチェン・フェイユーと寧缺が一体化しちゃってるくらいお気に入りです。

そのせいで「将夜」は戦乱の帝国ばかり見ています。

 

ワン・ホーディーは悪くないけど、将夜2の方の寧缺はキャラ的にダメです。

あれは絶対に改編されてるよね。

役者が代わったこととは別に、「寧缺」そのもののキャラが変わってしまっています。

寧缺に余計な優しさは要らないのよ。

桑桑にはいつも邪険な態度。

けれど最終的に山山よりも桑桑を選んだ事でも分かる。

寧缺にとって桑桑は特別。

それだけで充分なのです。

何を手放しても桑桑だけは手放せない。

それが寧缺の愛情です。

 

 

別にラブを追いかけるつもりはなくて、今回は寧缺の物語の道のりです。

物語を追いながら、感想と考察を書いていきますね。

 

 

ちなみにこの作者さんが男性ということは知っていました。

話の運びが男性目線。

しかし「慶余年」と同じ作者さんとは最近まで知らなかったです。

 

 

 

 

まずは寧缺登場シーンが大好きです。

自然の厳しさが伝わってくる渭城での生活。

あとでロケ地の話など書きますが、ここで始まり、寧缺もチェン・フェイユーの本格的なドラマ史も始まったのかなといつも思います。

この時の彼が本当に少年の顔で、彼は寧缺の成長と共に顔つきが変わってくる。

ドラマを見終わって、再びこのシーンに戻ってくると「初々しい」と言う言葉がぴったりな気がします。

 

 

 

次に印象的なのが帰城した寧缺を迎える桑桑の顔とそんな彼女を見上げる寧缺の顔。

心配して不安な気持ちで兄を迎える妹と言った雰囲気に個人的には感じました。

あとで、ソン・イーレンが大分年上と知ってびっくり。

二人の年齢を知ったときは本当に驚きました。

二人は7歳違いで撮影時彼は17歳辺り。

彼女は24歳ですね。

 

 

 

このドラマを見るまでは「身長差」が嫌いだったのですよ。

昔からそれに萌えたことは一度も無かったのに。

この二人のカップリングが大好きになり、二人の身長差がなんて可愛いんだと一気に身長差萌えに。

彼女の身長は公称では160センチですけど実際はもうちょっと低い?

中国では男性が背が高すぎて逆サバ公表してる俳優さんが居ると聞きました。

190センチ超えてしまうと共演者探しが大変なんだそうです。

バランスの問題か(笑)

何事もほどほどが大事?

中国ドラマでは男性陣が大きいことが多いから、身長差のあるカップルを常々確認するようになってしまいました。

 

この育ってきた家が離れがたく、桑桑の身長を測ってきた寧缺が兄のように父のように思えて感動しました。

 

 

名残惜しく、部屋を去る二人のシルエットが切なかったです←始まったばかりなのに寂寥感半端なかった(笑)

 

 

 

別れを言えなかった寧缺を追い掛けてくる将軍。

この人が居なかったら、寧缺と桑桑は生き延びられなかったんだろうなぁと説明されなくともわかります。

寧缺はとっくの昔に家族をすべて無くしているのに、彼の周りには家族と呼べる人がたくさん居る(これからも出来る)

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渭城に紛れ込んできたのは公主。

彼女を護衛しながら都へ向かう。

目的は書院への入学と復讐。

公主李漁。

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公主の侍女だと言い張りながら、上から目線の態度は演技になってないでバレバレ。

彼女の方も寧缺を見下しながらも、気になってる。

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そして皇宮へ戻ってからは、彼が気になる気持ちと、利用して味方に付けたい気持ちに振り回されることに。

 

 

 

 

このドラマはとにかくロケーションが素晴らしい。

 



壮大な自然のロケはその分大変だったのだろうと想像できる。

物語の中でも自然との戦いがテーマでもあるので説得力があるし、美しい景色を見るだけでも感動する。

そう言えば近年作られたものはこう言うものが少なくなった気がする。

やはり経済的な影響?

 

 

 

公式サイトの説明↓

新疆ウイグル自治区でクランクインした後、中国とカザフスタンの国境に位置するサリム湖、シルクロードを代表する奇観で「魔物の棲む町」と呼ばれるヤルダン魔鬼城など、6ヶ月にもわたる大ロケーションを敢行

 

同じく公式さんの資料です。

この他にも分かりやすい資料が幾つもあったので見に行ってください。

 

↓こちらの公式サイトからの抜粋

www.maxam.jp

 

 

 

 

 

おまけの観光写真、中国サイトからお借りしました。

説明のあった場所はこんな風景です。

使われたシーンもありますね。

世界遺産で見るような景色。

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次回は都入りしたあと