あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

永楽帝~大明天下の輝き~



 

 

ウィリアム・フォン

チョン・イー

 

 

 

 

さて、今年初めにこれから見たいと思ってるドラマの記事を書きました。

その中で現時点で唯一未視聴だったのがこの「永楽帝」

個人的な色々がありまして、やっとたどり着いた。

 

そして見始めたら早い早い。

面白くてどんどん進み自分でもびっくり。

前回視聴の「九華の剣」の進まなさはなんだったのかと思える速さで見始める。

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!   

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの史実のお話です。

実在の人の場合はざっと予習から始めます。

ウィキやネットでご本人や事件、家族などをざっくり調べましてから見ます。

うわぁ〜事件がてんこ盛りの皇帝様です。

その割に話数短いわねと思ったら、なんやかやあったらしく、約半分に減ってるんだね。

だから無駄なく……むしろぶつ切り感で次の場面に飛ぶ。

半分だもんなぁ……

 

 

事件が起きては解決してゆくので登場人物を把握できぬまま退場する人も。

もう気にせず先へ行きます、行くしか無い(笑)

切りまくったんだろうなぁという場面の数々。

編集さんも苦労したんだろうけど、見てるこちらも苦労してるよ。

すっ飛ばしすぎて場面転換早すぎ。

次の場面に移動したらいきなりナレ死してた人が何人居るか分からない。

かなり重要な人もナレ死で処理。

 

お蔭様でいつもの私の

とっとと先へ行けや!という心の叫びが出る暇も無く……

 

 

チョン・イーは人気者なのは知ってたんですけど、これまで縁が無くて、初めましてがこの作品。

 

 


思ったよりも出番が少なくて……というか、想像よりも早くにウィリアム・フォンに交替してしまった。

ウィリアム・フォンは好きなのですが、このカップルの関係性というかキャラが明蘭カップルによく似てる。

そのせいか顧廷燁にしか見えなくなってきて困った。

 

 

 

しかしそんなことを思うのも中盤まで。

後半はほぼ夫婦の絡みも無いほど戦場面ばかり。

さすが縮小されただけあって、流れてくるのはここはカットできませんてエピソードばかり。

むしろ、え?その場面無いの?と言う諸々すっ飛ばされ方。

しつこくなくていいけど、あらすじ並みの流れです。

 

 

詳細や歴史的事実を把握したい人はネットなどで検索して補足することをお勧め。

ヒロインである奥さんは旦那のために人生捧げて尽くしたんだと思います。

 

 

 

ラブを求めてみる人は残念ながら甘いシーンは殆どありません。

 

 

 

仲のよい夫婦ですけど旦那が皇帝になるために人生捧げた女の話です←女目線で見るなら

 

 

ほぼ永楽帝の皇帝への道が描かれ、皇帝には40話で即位なので即位後のあれこれは5話程度です。

どんどん死に、父帝と共に皇帝とは孤独で人間としては寂しいだけのものだと思います。

 

 

見ていて面白いは面白いです。

あっという間に見終わったと言う感じですし、何よりも歴史が答えを出してるので、最後がどうなるか分かっている。

 

 

戦争というのはどちらにも正義がある。

そうでなかったらやらかさない。

どちらの目線で語るかによってその正義は違ったものになる──というのが私の持論。

 

だからどちらが正しいなんて答えは出ない。

あえていえば長い歴史の中で後世にその答えは出るのかも知れませんけど、どちらにしたところでもし?とか、例えば?とか、そんなレベルの話しです。

 

なんで戦争が起きるのかといえばさっきも言ったようにみんな自分が正しいと思ってるから。

もしくはやらなきゃ、やられるから。

 

永楽帝のように、いつでも自分が先頭に立って突っ込んでいくならまだしも──

自分は安全な場所にいて命令だけで戦わせるトップは最低です。

 

人の命が軽く扱われるのは許せないことです。

なんのために闘うのか、本当にそれは必要なのか?

 

闘う決断のまえに、立ち止まって良く考えてほしいものです。

 

 

永楽帝の子孫の治世にも様々なことが起こる。

ドラマよりも……いや、ドラマの題材になるほど現実は凄いことの積み重ねだとつくづく思います。

 

 

 

 


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