
リウ・シュエイー
ウー・ジンイエン
原題 春花焰(全32話)
前回の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
璟和を陥れたのは皇太子とわかってるから、今回はわかってる相手への復讐。
流石に皇太子以上の黒幕はいないだろうし。
眉林も早々に、自分の仇は璟和じゃなかったと悟るから二人は共闘関係に。
ただし、眉林は自分が騙されて駒に育てられたことを知らない。
のちのちこれがどう影響してくるのか?
公主の兄・越秦は10年前に眉林に助けられた時から彼女を好きらしい。

彼女のために何かと手助けするけど、彼女の正体知らないからね。
助ける必要もないくらい彼女は強いし、彼女は色々な意味で璟和しか見てない。
完全に独りよがりで、彼はいい人だけど眉林が振り向くことはない。
もうひとり殷将軍

彼女は皇太子や璟和の幼馴染。
恋の相関図は皇太子→殷将軍→璟和⇆眉林となる。
正直恋の駆け引きはどうでもいいけど、女将軍でかなりの戦力持っていそうな殷将軍は復讐劇には重要な立ち位置になるかも。
ちなみに璟和父の皇帝は殷将軍と璟和の結婚を望んでる気配。
璟和は望んでないみたいだから、皇太子と殷将軍の出方次第か?
璟和を陥れようと躍起な皇太子を殷将軍がどう思うかだと思いますが。
この皇太子像がイマイチ不明瞭。

なぜかというと、青州の民をあれだけ虐殺して璟和を陥れるほど何が憎かったのかわからない。
父親から可愛がられる璟和が妬ましかったのか、好きな女が璟和のことしか見てないのが原因なのか?
あんなことしなくてもただ璟和を殺せば良かったのでは?
大勢の無関係な人間……しかも自国民を虐殺するのは「大奉打更人」にも出てきましたけどサイコパスなの?
あちらの王はそんな感じに見えましたけど、殷将軍を愛してるのは本当みたいだし、それを我慢して見守ってる皇太子はサイコパスには見えない。
ドラマの設定と言えばそれまでなんですけど、今回なんとなく「皇太子像」がブレるんですよね。
カッコいいバロン・チェンが演じてるし、この皇太子に同情する視聴者も出てきそう。
それが狙いなのか。
しかしそれだとむしろ璟和の方が悪質に見えてしまう。
何しろ巻き込まれた罪のない眉林に毒飲ませて利用してるんだから。
脚本家の意図がよく見えない。
やはり共感て大事だと思うんですけどね。
主役に「え?ちょっとそれは……」とか思わせたらあまり良くない気がする。
話の展開としては、皇太子は馬鹿に感もよく眉林と璟和の関係に疑問持ったりしてるのは頭が良さそうなのに、使ってる手下?駒があまり宜しくない。
このあたりはそのせいで璟和の計画が上手くいくので好都合ではあります。
張印とか、強かそうに見えて小物感丸出し。
カップルとしての璟和と眉林は、正体隠して眉林に毒まで飲ませて駒にしてる璟和だけど、二人きりになると押されてるのは璟和の方。

眉林は単なる平凡な娘だったはずなのに、10年の訓練の賜物なのか、かなり度胸の座った娘になり、押される璟和が滑稽で面白い。
ここだけコメディのようです。
駒としか見てなくて冷酷に接していた璟和も一緒にいるうちに段々と心を許してきてるのがわかります。

自分の過去と犯人が皇太子であることも明かして、眉林は璟和にそれ以上に心を許してる。
続きはこちら↓
いいね!の代わりに投票よろしくお願いします
