あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

雲間の月は輝きて~運命の恋人~ その2

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チャン・ジーシー

トン・モンシー

 

 

原題  皎若雲間月

 

〜最終話

 

 

 

 

dramamiru.com

 

 

 

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!   

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

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このドラマにはあの人が出てます。

蠍王@山河令

南凌睿役@リー・ダイクン

 

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ヒロインの生き別れた双子の兄。

このお兄ちゃんが南国ノリの女好き.軽いにーちゃんで登場。

中々楽しい役。

そしてヒロイン支える優しいお兄ちゃん。

 

 

中盤には4皇子が結婚。

 

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しかし不幸な結婚に。

別にヒロインのこと好きでもそれとは別に奥さん大事に出来るだろうに。

必要以上に冷たく当たってる気がするんだよね。

 

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これってヒロインの友人でもあった彼女に闇落ちさせる設定だと思う。

いらない設定なんだけどなぁ。

彼女、とても素直で明るくていい女の子だった。

 

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この二人はいい脇カプになったと思うのに……

前半とてもいい奴だった4皇子改め@皇帝はだんだんクソな奴に思えてきた。

序盤に女装とかしてたのが懐かしい。

 

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女顔なのかとても美しい。

これやってた頃はなんだかんだと葉倩に付き合ってあげてそれなりに優しかったのに。

 

 

このカップルに限らずこのドラマ全体的に、男が女に対して酷いと思うのよね。

女がもの扱いされてると思う。

見た人にはわかると思うけど。

 

 

 

そしてどうでもいいメインカプはこの前後に彼が牢屋入り→助ける→つかの間の新婚生活→床入り

 

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床入りのシーンが古装ドラマにしてはあからさまで珍しいわねと思ってしまった。

 

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この仮初めの新婚生活が1話分くらい続くんだけど、ベタベタいちゃいちゃしまくりでここだけラブコメのような雰囲気。

しかもその後キスマークを付けられたと旦那にキレるシーンまであった。

しかもすっとぼける容景は絶対にキャラが変わってると思った。

急にどうした?

 

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ドラマの毛色が急に変わって浮きまくりな気がしたんだけど。

 

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そのまま素直にカップル存続させとけば良作なのにわざわざここから二人を延々引き離す。

しかもこの二人の誤解が解けて修復されるのは終盤の38話くらいだと思う。

 

このあとは誤解に勘違いのオンパレードで要らないくらいにぐちゃぐちゃ。

 

男が何度もヒロイン突き放すたび男を下げてるのに訳わからない脚本(原作?)だわ。

 

見てるこちらはその都度こんな男はいらんと思う。

 

ヒロイン逆ハーレム状態なのに彼女を好きだという男たちはロクな男じゃない。

三皇子、4皇子、容景……こんな男たちいらんわ。

お兄様だけいれば良いんじゃないの?

 

 

そのメインカプが離れてる時期はヒロインが4皇子改め皇帝の妻に。

つまりは皇后に。

 

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こいつら何回結婚式するのよと呆れてしまった次第。

相手は代わっているんですけどね。

 

男たちが好き勝手にやりすぎでは無いでしょうか。

そしてまだまだ中盤なので男どもの好き勝手はこの先も延々と続く。

 

男たちが勝手に物事進めてる間に女が振り回されるパターンと、男たちにそれぞれくっついてる思い込みの激しい女がやらかすパターン。

どちらも同等にウザいです。

 

だいたいウザい奴は自分の気持ちしか考えてないパターンね。

愛情押しつけタイプか、見返り求めるタイプ。

片思いなら相手の邪魔にならないようにそっと思っているのがマナーではないでしょうか。

まぁ現実にも居るからなぁ。

こんなに好きなのにとか、こんなに尽くしてるのにとか言う人。

尽くして愛情注いでるのは自分のためだとなぜ気付かないんだろう?

自分の満足感のためなんだから相手のためじゃなくて自分の為だよね、当然のことながら。

 

そんなこんなでこじらせも最高潮で迎える38話くらいまでにはどんどん死んだり退場したりするので最終的にはメインカプと脇のどうでもいい方々(言い方悪くてすみません)だけが残ります。

 

お兄ちゃんも自分の好きな人の元へ行きました。

今回のドラマはこのお兄ちゃんが一番好きだったな。

本筋には関係ない役だけど、妹のために自分のことは二の次で最終決戦では将軍の代わりになるくらい兵を率いて戦っていた。

 

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最後2話を残して片付いたのは、ヒロイン帰宅問題があるからです。

忘れちゃいけない。

敵を倒してハピエンではないのだ。

彼女はこの世界の人では無い!

すでに帰りたくはないのだけれど……帰らなきゃならないヒロイン。

 

片が付いた後、色々なもの放りだしてまたまたいちゃいちゃに戻った二人。

互いの家とか、皇宮とか、後宮とか、諸々いいのでしょうか?

 

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ヒロインはごちゃごちゃ揉めてるときに出産してるし、最後に侍女も幸せになって妊娠中。

 

親子で仲良く寝てますけど、

 

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彼女の実体が消えかかってます。

こういうドラマって必ず帰らなきゃ駄目なのか?

 

最終話がほぼ現代へ戻ってからの話なんですけど、はっきり言うとこの現代バージョン単独では悪くない話だと思う。

ただこの古装劇の後、ヒロインが現代へ戻ってからの話だと思うとちょっとね。

まず浮かぶのは

これ必要なの?! ってこと。

 

最初と最後の現代バージョンはコントみたいだし、必要ない気がする。

転生ものとして必要なのだとしたらもっと単純で簡潔で良いと思う。

大事なのは転生先の話だからね。

 

いくら男がそっくりさんでも別人設定なのに、現代でまたすぐにヒロインが別の男にあなたがずっと好きだったと言うのも違和感。

 

トン・モンシーの現代バージョンのお顔を眺めるだけのものだった@現代

 

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トン・モンシーのお顔といえば、古装部分でオジさんぽいと言いましたが、違う髪型で昔のシーンが登場したら若いのよ。

そりゃ劇の中でも昔の若いときのシーンではあったのだけれど。

これが出来るなら全篇でこのビジュアルでやってほしかったのですけど。

 

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いつものことですが──文句言ってますけどグルグルしてる割にはサクッと見られた気がします。

メインカプに思い入れしちゃうとストレスMaxになってしまうので、たくさんの脇役ストーリーを堪能しながら見て貰えれば良いと思います。

 

 

 

 


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