あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

寵妃の秘密3 〜時空を結ぶ運命の約束〜



前回のブログはこちら↓

enjoy2022.hatenablog.com




ネタバレな感想なのでご注意!

   結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ









前回のⅡの終わりは一応の大団円でラストに生まれた子供が「?」と言う展開で、ぶった切りの続きと言うわけではありませんでしたけど、Ⅲまでは続くと言われていたとおりシーズンⅢに突入。
中国ドラマがシーズンⅢと言うとすごく長いようだけど、このお話そもそも1期が短い。
20話前後で終わってしまうから長いドラマなら一括りのはず。
なんでこんなに短く区切ることになったのか不思議。

配役ほぼ変わってないからいいけど、中国ドラマ界隈は本当によくわからないことが頻発する。
まさに日本の常識は当てはまらなくて面食らうこと度々。

さてさて今回は、
結婚して子供産んで終了した前回。
考えてみりゃ1期で生んで離れた子供どーした?と突っ込みたいんだけど、名前が同じって事はあれはあれ、パラレルで別物ってことにしちゃったのか。
最初の世界の子供は最初の世界の鏡心が育ててるのか?
パラレルってこれだから困る。突っ込んじゃダメって事ね。

その育児真っ只中でストレス溜まりまくりのヒロイン小檀と旦那の連城がまたまた飛ばされた。



皇帝飛ばされて国は大丈夫なのかと突っ込みたくなる気持ちは取りあえず置いておく。

飛ばされたところでは男と女が逆転してる世界で、皇帝も女、大事な職には全部女。
女尊男卑な世界。
子育て女に押しつけるなんてもぉ〜!とキレてた小檀の希望を叶えるためなのか、皮肉るためなのかは知らないけれど。

今回なぜか奕懷兄様は登場せず




代わりに元の檀児を愛してたのは墨言忱という名前の長男。役者さんの都合が付かなかったのか?
墨言忱役はファン・イールン



「明月記」「絶世令嬢」「長歌行」「白蛇伝」他にも色々出会ってますけど、
もうこの人何回目?
良い人役やらせたら世界一って事ですね。

今まで何度かこの人の役について優しいだけじゃ……と書いてきた気がする。
しかし今回は同じく優しいけど、可哀想過ぎるでしょ。
この人最初から最後まで全然悪くないもん。
だから今回の後半の展開が嫌なのよね。
このシリーズに血みどろは要らないんですけど。
前回までの奕懷兄様は女を得るためとは言え野心満々だったから自業自得かなとも思えたんですけど、今回の言忱兄様は振り回された挙げ句の、愛した人は死んでました。
気付いたら大切な人がみんな死んでましたの悲劇しか背負ってなくて、出だしに笑わせてくれたあれこれはどうしてくれるのよ。
こういうのとか全部すっ飛んでしまったわ。



面白かったのに(笑)
このノリで最後まで行って欲しかったわ。
なんで言忱が触ってる連城の胸が膨らんでるんだろ?とか謎だったけど、飛ばしてて面白かってのに。

陰謀とかあっていいんですよ。でもそれはラブコメのスパイスであって欲しい。
血糊で塗りつぶしちゃダメなのよ。
血なまぐさいことこの上ない後半の展開はいかがなものか。



数々のラブシーンでは誤魔化されないぞ!みたいな気分です。





脇役の方の話。
雲修と言う名前でとうじょうしてますけど



「明月記」と同じキャラって事よね。
しかも役者さんもニー・ハンジンさんと言う同じ人。
スタッフが同じなのか、出てきた短刀にも見覚えあってちょっと調べてしまいました。
基本、ワイルドなタイプは好みではないのですけどこの人は素敵な人だと探してしまいましたわ(笑)






無事、妹とくっ付きハッピーエンドです。

シリーズⅡと同じように鏡心と靖軒もくっ付きこちらもハッピーエンド。
今回この二人の癒やしの場面は少なかったなぁ



可愛いから許すけど。
今回の設定よりも可愛い鏡心を弱いながらも守る靖軒の方が好みです。



前半はこれまでと同じく、記憶に有るだの無いだの人格変わりながらのすれ違い。
その割にラブラブ、キス三昧、ちとやりすぎじゃ無いのかと思うくらい。
すれ違いもいい加減飽きたわと思いながらも見ていた。



しかし後半、始めの頃からわかっていたけどやはり出てきたよ『曲香檀』が。
この人要ります?
今回なんでこの人がキーになったのかわからないけど、色々設定もおかしいし、
ヒロインと同じ顔の人にラスト残虐なことさせないで欲しい。
笑えないよ。

シリアスなモノを普段は好んでみてますから基本何でもオーケーなんですよ。
むしろウェルカムな私でもこれはちょっといただけないのよ。

このシリーズはラブラブほのぼのなラブコメなんですよ。
二人がラブのために困難に陥るのは構わない、でも非道なことに巻き込まれるのはちょっと違うと思うのです。
そこはきちんと分けて欲しい。
悲劇性持たせるにも限度がある。
過去の兄、墨奕懷の悲劇繰り返すだけでもこの話の中では限界だと思ったのに、一家皆殺しとか要りませんよまったく。

最終的にカップルが元の世界に戻ってハッピーとか言われても、元の世界のことはどーするんだよ。あんなに死んじゃって!といった気分です。
ハッピーじゃないわ。
二人は戻ればいいかもしれないけど、二人が居なくなった世界どーするの?

で、戻ったけど
いつもの怪しい男女二人組が狙ってたこととか、基本的なこと何も解決してないですよね。
今回は何も中身無かったじゃん!と
はっきり言って見ていて疲れたわ、と思いました。

今回初めて次があっても見るの止めようかと思った。

前半ぐるぐるしてるだけ、それでもイチャラブ楽しむのが醍醐味だと言われれば納得するけど、後半、あれだけ血みどろでそれで何を得たのかと言えば何も無いじゃんと言う酷い話。

まぁまぁこれは私見なので見た方が判断してくださいませ。
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