ユイ・ジーウェイ
ワン・イェンヤン
ワン・ルオシャン
結構前から気になってたドラマなんですけど、後回しにしていて今頃。
個性的で面白そうな予感。
短いのもいいかな?と期待して見始める。
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
旅のお仲間とヒロインか?と言う面々が早くも揃う出だし、はっとするほどの美男美女ではないけれど←それとなく失礼な発言すみません。
個性的で面白そう。
江湖と言えば武術大会@それにしては小規模だけど、お決まりのシーンの第一話。
実は最後に予想外の大どんでん返しと言う言葉をどこかで見掛けてわかってしまった。
推理ものとか犯人捜しは一番怪しい人は犯人ではなく一番予想外の人間が犯人というのはほぼ鉄則。
この場合の一番予想外の人と言えば一人しか居ないから。
既にわかった状態で最初から見ていると細かいことにも気がつく。
あぁそうなんだ、そういうことね……と。
なので気がつかずに見ているなら最後にわかったあともう一回見てみると更に面白いかも知れません。
お供というか、相棒的存在がこの人。
ちょっと肖戦に似てる。
ぱっと映った瞬間にそっくりな横顔とか──
肖戦をもっとしっかりとした体格にして繊細さを削った感じ。
粗野とか野性的とか、違うタイプにしたらこんな感じという……兄弟のようにみえる。
ヒーローは武術が出来ないと言う珍しい設定。
その代わりに頭脳がよろしい。
この設定に思いあたるのは「成化十四年」の唐泛。
同じように5話程度で事件解決、次の事件へ。
あの作品が面白かった人はこちらもお勧めする。
舞台が朝廷ではなく江湖版と言ったところ。
可も無く不可も無く──という感じではあるけれど、イライラ感は少なくストレスがない。
私にはやはりこういう設定とか展開があっているみたい。
ただし「成化十四年」のときもそうだったのだけれど、ちと物足りなさは否めない。
なんだろうな、唐泛も不知もキャラが薄いのかもしれない。
あちらはブロマンス設定。
その割に萌えが少なかった。
こちらはブロマンスとは謳ってないのだけれど、なんとなく……
それぞれヒロインは一応居るのだけれど、ヒロインとの絡みよりも親友同士の絡みが圧倒的に多いもので──
いい感じです(笑)
話の本筋は簡不知が証人捜しをしている。
事件の目撃者というか、生き残りの人に会って事件の真相を知りたいというもの。
しかし訪ねていくとことごとくその人達は死んでしまう。
ここで思った、何故諦めないのか。
自分が訪ねて行くから殺されるのであって会わなきゃいい。
人命尊重なら絶対にそう。
でも簡不知は諦めない。
どうしても会いたい。
あんたは他人の命を危険に晒しても自分の好奇心を諦められないのか!と突っ込んでしまった──
最後がどんでん返しだから諦めちゃ意味が無いんだけど、本来は諦めるべきだよね。
この辺が見てるこっちが納得できるのかどうかだよねぇ。
納得できないまま見てるとドラマに没入出来ない。
その辺りはちょっと疑問だった。
この人にとっては「探偵」と言うそもそも好奇心を満たさなきゃいけない職業だからと言うのもあるかも知れないけどどーなのよ。
途中で諦めれば救われる命も沢山。
仲間を危険に晒すことも無く、自分も──
さて、一応は解決を見てるのですが、それは最後の五分程度を見逃せば──の話。
なんと最後の最後にぶっ込んできたというやつです。
最大の謎はわかって見ていたからいいとして、思えば細かいことは解決してなかった。アレとかコレとか……
続くのも悪くない。
ただ中国ドラマあるあるの続編は大丈夫なのか?の疑問は残る。
有っても無くてもどちらでもいいこととしよう。
簡不知……つまりは知らずと言うことだよね。
探偵という謎解きを生業にしていながら自分の名前が不知とは──しかも多分これって自分で名付けたんだよね。
これが全体の謎を表しているし、答えだと思うと洒落ているのか最大限にぶっ込んでいるのかどっちなんだ?と思いつつ……