
ジョウ・イーウェイ(周一囲)
ワン・リークン(王麗坤)
原題 大唐狄公案 (全32話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
「空葫蘆」

馬栄のヤキモチは女のヒステリーというよりは思春期の子供の反抗期って感じかな?

そんな反発心から単独行動をしようとした馬栄に協力した喬泰が毒矢に倒れてしまいます。

自分のせいで……と落ち込む馬栄。
懐英も誘い出され、罠とわかっていても行くしかありません。
青川という場所へ向かいます。
またまた怪しい人物がぞろぞろと。
裏には「黒焰」の影。
ここでも最終的な決断は、生真面目に法だけ守っていればいいのかという選択。
この話での収穫は馬栄の反抗期が終わり曹安を受け入れたってことでしょうか(笑)
「雲雀啁啾」


過去の事件から始まる三つの殺人事件。
その陰に「黒焰」
怪しいのは林藩て男だと言うのはすぐに思いました。
無関係装っても怪しすぎるからこの男が絡んでるのはすぐにわかる。
分からない振りをしてるのかと思ったら、そうでもなかった懐英にこっちがびっくりだよ。
こういうところが名探偵とは言えなくて、今回のキャラがブレて不評なところだと思う。
分からないフリならいいけど、本当に土壇場まで分からなかったとは凡人じゃん。
その割には兄の木剣からの林藩の正体への思いつきが一足飛びだったけど←今度は唐突すぎて違和感
この小さい頃に家から出された"兄"なんですけど、もうちょっと経緯(いきさつ)が描かれてもいいと思うんですけど。
なんか"悪"に染まりそうだから家から追い出した……としか思えない。
え?そんな単純なことなの?
しかも矯正できなさそうだから出しちゃったの?
もうちょっと父親がどういう心境だったとか、父の自殺が兄のせいならば具体的にどんな状況だったのかとか、何かないのか?
無さすぎてこれにもびっくりした。
手抜きにも程がある。
「朝雲書館」


落ち込んでる懐英を曹安が連れ出して事件に出会う。

初っ端から機嫌が悪いというか、気落ちしてるというか、覇気が無かった懐英は役立たずで、高熱出して旅先でぶっ倒れるし、曹安が彼を看病しながら事件に首を突っ込むってところ。
積極的に関わったというよりも不可抗力で仕方なかったという感じなので彼女が出しゃばったわけではない。
むしろ懐英が役立たずだったので仕方がなかった展開。
なんというか、どうしたかったんだろう?
脚本というか制作スタッフが……
最後の事件になるのに見てるこっちは消化不良です。
(続)
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