あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外などで記事にしていた新作情報などは現在

『雑記ブログ』にて記事にしています

四方館(しほうかん) その4

 

 

タン・ジェンツー(檀健次)

ジョウ・イーラン(周依然)

 

原題  四方館 (全37話)

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

敵だとばかり思っていた康雲海は実は幼い阿術を匿っていた味方だった。

しかも元莫の父とは友人で赤ん坊の阿術を助けた後、康雲海に託していたのだった。

だから元莫の父から碁盤を預かっていたという事ね。

彼は敵方に潜んで情報を得ていた。

 

公主と名乗り出たことで元莫と暮らせなくなり、窮屈な生活を強いられる阿術。

白衣客にさらわれたりと事件は続く。

ドラマに必ず登場する灯籠の祭り。

白衣客が街に毒をばらまくという事件を仕掛けてくる。

最低限の被害で防いだのだが、康雲海が殺されてしまう。

 

 

 

そして一方で白衣客の顔を見た安修義の部下、林素素も殺されてしまう。

安修義は素素が死んでその大切さに気がつくという、笑えない間抜けさに泣けてしまいました。

いつも自分の側で寄り添ってくれていた相棒は、いつも自分を見守ってくれていたと気がついた時には遅かったんですよね。

もう一方の康雲海も嫌味でヤなやつと思っていたらそれは芝居で、とてもいい人だったと分かった途端に殺されてしまって、阿術にとってはたったひとりの身内だったのに……

 

 

 

 

そして白衣客の正体ですが、それは"青児"

流民の行方不明事件がきっかけで四方館の雑用係に雇われた男。

ちょっと前からこの人怪しいと思ってたんですよね。

度々画面から消えてた。

最近いないなぁ(映らないなぁ)と思ってた。

そして偽公主のときには画面に現れてたから、アレ?と思った。

元莫は隠れていた時に下の隙間から追ってきた白衣客のブーツを見ていた。

その時は分からなかったものの、あとで四方館の配給品だと気がついた。

追い詰めたけれどあと一歩のところで逃げられてしまう。

 

 

 

元莫は"公主"としての生き方を選んだ阿術との関係に悩む。

阿術は元莫のことを大事に思う一方で、今まで"公主"としての責任を考えずに自分の幸せだけを考えてきた自分の生き方を反省して責任を持ちたいと思い始めていた。

それは自分よりも民のことを優先することになり、現実的には元莫との愛だけを考えてはいられなくなる。

阿術の選んだ道を反対はしないが、やはり夢見た未来は得られないと元莫は落ち込む。

 

 

 

 

これは難しい問題。

普通の公主なら責任果たせよと単純に思えるけど、阿術にとっては公主であったために、全てを失い、命を狙われ、今まで幸せどころか平穏だったことすらない。

身分を隠してやっと平穏になれたのに、今更"公主"だろうと詰め寄るのは酷なことだと思う。

それでも民に縋られて見捨てられないのは阿術の優しさだし、責任を取ろうと決意するのは彼女の強さだと思う。

後半、俄然彼女が好きになった。

そんな彼女に唖然としてた元莫も一瞬のことで、それなら彼女を守っていこうと決意する彼がカッコいい!

本当に面白くなってきたのはここからだと思うのですが、あと残り5話なんですよ。

どー思います?

この展開はせめて中盤に持ってくるべきではありませんか?

いつもの愚痴が始まりそうなので今回はここまで(笑)

 

 

(続)

 

 

 

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