
ヤン・シューウェン(楊旭文)
ヤン・チーガン(楊志剛)
原題 唐朝詭事錄之西行(全40話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
「上仙坊の手紙」


最低な男が一人。
この男が殺された。

さて、犯人は?というお話。


これはミステリーでたまに使われる迷走劇。
容疑者が複数と思いきや、彼らは共犯、もしくは協力者だったという、有名なところで言えば「オリエント急行殺人事件」などですが、中国ドラマでいえば「九義人」なども類似作品かもしれません。
ただ今回は凌風たちが無罪にしたことにあまり感動しなかったんですよね。
被害者たちの悲劇があまりこちらに伝わって来なかったのかなぁ……
視点の問題なのか、脚本の展開の問題なのか。
ちょっと解決の仕方がそれでいいのか?と思ってしまった。
もうちょっと被害者たちに同情できたらいい話になったのかも。
その後、"敦煌"へ行けという話になり、向かう六人。
そうなのです、やっと出てきたよ薛環。

今回は出て来ないのかと思った。
敦煌での話は「供養人」


敦煌で有名な莫高窟↓観光写真をお借りしました

現地に着いたら"多宝"という名の少年に出会った。

とても賢い少年で現在で言う観光ガイドをしてくれる。
この地で世話になる曹家。
今回はこの曹家を巡る遺産相続の話。
出迎えに出ていたうちの一人、司法参軍の"李赤"はとても感じが悪い男。

この男は曹家の婿だった。
この地では"花甲葬"と言う風習が残っていた。
60歳になると、用意した墓に自ら入って埋葬されるという。
頭を過ぎったのは"姥捨て山"
日本人ならわかると思うけど、今の若い人にも通じるのかしら?
「楢山節考」とかね、わからないほど若い人がいたらググってください。
日本のそれらと違って、墓は豪華だし華美だけど、やってることは同じ。
とてもいい人そうに見える当主が、明日誕生日で花甲葬だと聞いて一行は仰天してショックを受ける。

しかもその晩その当主が襲われた。
実際に襲われたのは当主の寝台で酔って寝ていた費鶏師だったけど。
襲ったのは李赤。
遺産をめぐる殺人未遂か?と思われたのに、今度はなんとあのガイドの少年が殺された。

あの子はこの家の跡取りだったのだ。
今回は未遂じゃなくて殺された。
生きていれば遺産の半分はこの子の分だった。
他の関係者は、母親である若い後妻と前妻の娘三人と李赤を含む婿二人。
早々に次女とその婿が首を締めた事が発覚。
一件落着かと思いきや、少年がトリカブトの毒を盛られていたことが更に発覚。
他にも犯人がいるということで、未婚の三女か、当主か?という展開になる。
何故かというとこの少年は当主の子供じゃなかったから。
後妻と家職との間の子供だった。
家庭内も複雑なら、犯人に関しても二転三転──
今回のシリーズで私はこの話が一番面白かった。
人気が高かったのは他の話らしいのですが、この話は人間関係が明かされるたびにどんどん複雑になりミステリーとして面白かった。
ミステリー好きの自分の好みです。
最後まで犯人が分かりずらかったのも高得点。
そして人間の心理です。
遺産という"お金"の問題を巡っての欲望と、親子や男女の間を巡っての愛憎。
複雑な心理が話をミスリードさせて混乱させてるのが着地点が中々わからずにそこが面白かったです。
子役は良い働きを毎回しますね。

さて、一行は長安へ戻ります。
三部作と発表されていたのでわかっていたことですが、次回のタイトルは「唐朝詭事錄之長安」だそうです。
既に撮影完了。
↓ポスター


↓予告動画
朝廷ものなのは周知の事実。
このドラマなら怪奇も絡むのか?
史実なら公主は敗れて亡くなりますけど、こちらのドラマはどーなる?
とても楽しみです。
(完)
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