あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

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唐朝詭事録<とうちょうきじろく> 第二季-To the West- その4

 

 

ヤン・シューウェン(楊旭文)

ヤン・チーガン(楊志剛)

 

原題  唐朝詭事錄之西行(全40話)

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

大河を渡ることになった

「千重渡」とその向こうでの事件「通天犀」

渡し場ではちょっとしたトラブル。

馬は船に乗れない。

渡し場の人間たちが怪しすぎる。

しかし船には乗らなくちゃならないからここは言いなりになるしかない。

 

 

 

 

海じゃなくて大河なんだけど、鳴門の渦みたいなのが登場。

どうしてこうなるかと説明してたけど、満ち引きじゃなくて一方向に流れる川でそうなるの?と疑問だったけど、詳しいわけじゃないから頷いておいた(笑)

都から遠くなると役人もどんどん怪しくなるけど、監察御史の謝念祖は良い人で良かった。

 

 

 

 

寒州での話は簡単に言うと「謀反」

 

 

 



都から遠いし、規模も大きくはないけれど……現代で言ったら「カルト」みたいなものか?

話の中心にいるのは人妻・阿糜なんだけど、この人の正体がバラされるのはかなり後。

旦那に虐待されてる可哀想でか弱い女ってキャラなんだけど、もちろん正体はそうじゃない。

けど、なんだか彼女も巻き込まれ感が半端なかった。

不幸な生い立ち、平凡でもいいから幸せになりたかっただけなのに……って感じだけど、もうちょっと強い意思があれば違った結果だったのでは?とも思う。

流されてりゃいいわけじゃない。

 

 

 

 

いい男風の令狐朔が理想に燃えてる単なる脳筋男かと思いきや、かなり悪質な男だったのが笑える。

そうは見えなくて空回りしてるだけかと思ったんだけど、この男が一番悪かったのでは?

タイトルの「通天犀」が本当に巨大な「犀」なのが……いるわけない生き物が次々と出てくるのがこのドラマ。

 

 

 

寒州の民に感謝されながら出立。

城門を出ようとしたその時、奴婢だという口を聞けない男が無名にあるものを押し付けてきた。

今風に言うと、コインの穴に糸で編んだストラップが付いたようなもの。

意味不明だったけど、一同は出発。

そしてやっと雲鼎県に到着。

 

最初の事件は「雲鼎酔」


凌風が早速お仕事へ行きますが、あるあるのお仕事ちゃんとしてないよね……的な役所の中。

この辺りの展開はお役所に配属された時にお決まりで出てくるエピソード。

給料泥棒の役人もいれば、悪人もいる。

そして悪い人ばかりじゃないのもお決まり。

 

 

 

 

事の起こりは女性の失踪事件。

この女性の夫は山へ行き怪我をして歩けなくなった。

彼女は酒楼で踊り子の仕事を。

彼女を狙って付きまとう男が何人も。

そして働く妻にヤキモチで暴言を吐く夫……珍しくもないパターンですが──

彼女の足取りを追っていくと次々現れる付きまとう男の影。

やがて男の死体が出るけれど、誰が殺したのか二転三転……

まぁこの旦那が酷い男で、勝手にヤキモチ焼いて歩けなくなったと嘘をついてまで妻の不倫をあばこうとするんだけど、彼女は好きな男なんて居ない。

周りに付きまとう男が次々現れてただけ。

 

 

 

 

それと平行して「雲鼎仙階」と呼ばれる謎の場所で人狩り?

人身売買も疑われる一方で費鶏師が行方不明に。

今回は奇怪な生き物は出てこなかったのですが、人間が酒の風呂に浸けられて自己を失い勝手に奴婢として売り飛ばされるという……

例のコインの主も同じだったわけですが、この人は蓋を開けたら自業自得だったという←双子の弟が必死に探していました。

事件は解決しましたが、協力してくれた司馬亮が死ぬことに。

なんで正義の人が死んじゃうかね〜この人いい役人になれたと思うのに。

 

 

(続)

 

 

 

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