あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

鳳凰の飛翔 その7

 

 

チェン・クン

ニー・ニー

 

原題   天盛長歌(全70話)

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

浮かれ気分だった楚王が躓くのは予定通り、ママが拐われた。

そのシーン見て思ったのは、楚王府いくらなんでも人がいなさすぎ。

寧澄しかいないってどういうこと?

警備とか護衛とかアレとかコレとか……

なんで空っぽなのよ(笑)

誘拐してくださいってお願いしてるように見える。

このドラマ度々こういうことがあった。

もうちょっと装うよ!みたいなシーンがちょいちょいあっていくらなんでもおかしいだろ!っていうところが残念。

 

で、まあ拐われて、

挙げ句の果てに殺されてしまった。

楚王が皇帝になる話なんだから、皇族捨てようとした楚王が立ち向かう理由がないとダメなのは予想のうちだけどね。

死んだと思っていたママに会えて、まだ良かったのかな←そう思うしかありません

 

 

 

 

更に辛子硯が魏王の母親を殺してしまう。

細かい描写がなくてよくわからないけど、息子を無条件に庇う彼女に腹を立てたの?

この時の辛子硯の細かな心情をやらないからちょっと唐突に殺してしまったように見えて残念。

きっと色々な心の葛藤があったと思うのよ。

だって人殺しするようなキャラじゃないじゃない辛子硯は……

ましてや魏王の母親なら尚更。

しかし殺してしまったので、皇帝はほぼ同時に二人の妃を失い、楚王と魏王はそれぞれ母を失った。

骨肉の争いどころじゃないよこれ。

親兄弟で血みどろです。

殺伐すぎるけど、それでも魏王のクズなキャラが際立ってる。

彼は楚王が罰を受けないことに腹を立てて今度は皇帝に恨みを向ける。

そりゃ楚王だってあんたに母親殺されただろうが!と誰もが突っ込んだと思うけど、そもそも自分のことしか考えない人間だからね。

 

 

 

 

 

兄弟だけでも面倒くさいのに、そこに絡んでくる大成の生き残りキャラたち。

プラス赫連錚もやってきたよ。

いつも言うけど、キャラが多すぎる。

しかも残り少ないのに全員で絡んでくる。

顧南衣が立ち位置変わらず、ずっと正直で善良なのが救いです。

バイ・ジンティンはこの役でたくさんファンを掴んだんだろうな。

ハラハラしたけど顧南衣が死ななくて良かった。

あと寧澄も……今にも死ぬんじゃないかというシーンの連続だった(笑)

 

 

 

 

 

スミマセンが、この終盤に来てのごちゃごちゃを語る気がしないのでまとめますけど、魏王が企んで皇帝暗殺を企む。

楚王を巻き込んで彼が殺したことにしようとするのですけど結果、失敗。

皇帝が死ぬ間際に楚王を皇帝に立てたということで、その場で彼が即位。

しかしここで思った、皇帝死んでないよね。

今までも他皇子の時に死んだふりあったし、楚王が即位しても皇帝の死体とか棺桶とかのシーンがないんだもの。

生きてるじゃんと思ってました。

その後は事後処理だけど、まだ楚王は狙われてるし赫連錚も死んだ。

この赫連錚の事が色々と残念。

ずっと良い奴だったのに変な気起こして、結果死ぬことなかった。

しかも今や王なのにこんなことしてどーする?

変なことに巻き込まれて死ぬことないのに。

この最後になって残念になるのやめてほしい。

それまでのキャラが崩壊するじゃないの。

 

 

 

 

魏王は逃げたらしいけど、ずっと俺が皇帝なのにと言い続けてて、流石に最後の方は見てても辟易してしまった。

何この男。

最後はやはり生きてた前皇帝に会ってちょっとおかしくなってしまって、あのままかしら。

救われたのは奥さんがずっと変わらずに彼を支えてくれる善良な人だったこと。

こんないい人が側にいたのに不相応な野望抱くから。

楚王も言っていた、最後に悪あがきしなければ自動的に皇帝になれたのにって。

でもあくどい人に政治を担ってほしくはないけどね。

 

主役カプが悲恋に終わるのは覚悟してました。

何しろ母親の呪いの言葉が生きてるし、作中のセリフにもあったけど人死すぎだし、知微の出自を考えると王妃ならともかく皇后はちょっと無理だろうと思ってました。

 

 

 

 

ただ気になってるのは、最後のシーンで楚王が崖に一緒にいるシーンが存在すること。

本編にはなかったけど、最後の別れは崖上なのか?

ディレクターズカットのようなものが存在します。

youtu.be

 

 

 

 

 

探してもらうとメイキングなどたくさん存在していて、スタッフや出演者の苦労が知れます。

セットや衣装作り、ロケや模型など興味深いです。

youtu.be

 

↑他にも沢山あるので探してみてください

 

 

 

 

 

主演の二人は本当に素敵だったし、脇役が全員素晴らしい!

役者さんてすごいなぁと改めて思いました。

大作、力作、名作ですね。

ただ「面白かったドラマ」記事でも書きましたけど50話までは満点の5点、終盤20話は、4点以下です。

なんでこんなに風呂敷広げて、つまらなくしてしまったのか。

それよりも最後の兄弟の争いをもっと丁寧にカットせずに最後まで編集して欲しかった。

洪水シーンだけですよ、後半のカットしたらもったいないシーンは。

↓模型作りのスタッフから、水中シーンの演者さんまで頭が下がります。

youtu.be

 

 

 

 

個人的にはバイ・ジンティン(白敬亭)が若くてびっくり。

制作が2018年なら7年ほど前の彼になりますものね。

少年で可愛かったです。

若い時のこの作品は彼に随分と影響を与えたんだろうなと思いました。

youtu.be

 

 

最後に改めて、演者の皆様、スタッフの皆様、力作をありがとうございました。

 

 

(完)

 

 

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