あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

愛憎の奴隷

 

 

シュー・ジェンジェン

チョン・ユーフォン

 

原題  玉奴娇 (全24話)←1話30分(正味20分ほど)

 

 

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

またすごいタイトル付けたなというインパクト。

日本のティーンズラブ・ノベルのタイトルかというレベル。

こんなベタなタイトル付けたら今後どーするんだ?という印象だったのですが、内容見たあとではもうこのタイトルしかないと言う感想(笑)

原題は玉奴娇(ぎょくじょきょう)

「玉のように美しい奴隷」という意味かと思ったら、「奴」は「女性」という意味のようです。

美しい女性(ひと)って事みたい。

漠然としてるけど、「愛憎の奴隷」とどちらがいいですかね(笑)

 

今回はあまりあらすじの詳細に触れないので、気になる人は他のブログさま等ググってみてください。

 

謝蘊@シュー・ジェンジェン



 

 

 

殷稷@チョン・ユーフォン



 

簡単に言うとお家騒動からの復讐もので、

最初は謝蘊の実家の都合で彼女が意に沿わない相手に嫁ぐことになりました。

殷稷は嘆き悲しみ裏切られたと失望します。

その後彼女の実家は謀反の罪で没落←もちろんあるあるの冤罪

殷稷の方も説明がイマイチだったのですが、最初は私生児みたいな扱いだったのが実は王家の跡取りと判明。

今や王です。

権力握ることになった殷稷は、過去の恨みから奴婢になった謝蘊をいじめてるわけです。

暴力というよりは精神的ないじめ?

この二人、運命に翻弄されて別れたんですけど、要するに今も愛してる。

タイトルが「愛憎」なくらいですから(笑)

 

 

 

 

互いに好きだけど憎んでる、愛してるけど許せないの繰り返しで、どちらも自分で自分の首を占めてるわけです。

相手を殺したいとどちらも思ってるのに、相手がピンチになると自分を顧みずに助けに走る。

冷静に見てたら「オイオイ」と突っ込む喜劇なんですよ。

これを馬鹿馬鹿しいと思ってしまったらもう先へ進めません。

面白く思えない人は→脱落です。

 

けれどもよく考えてみれば、人を愛しすぎるとこうなるという典型なんですよ。

男女のストーカーとか殺人とかはこれ見れば納得するレベル。

愛の果てに犯罪者になりかねない。

(自分は)殺したいけれど(他人が)殺しちゃダメなんです(笑)

自分は虐めていいけど他人が害するのは許せない。

人を愛すると側から見れば「滑稽」になるってことですね。

けれど今度はそこを抜け出すと感動するんですよ←なんでだろ?

もう胸が詰まって泣けてきます←見てる自分もおかしくなってくるのかも(笑)

 

 

 

 

 

好きだから愚かな行いをしてしまい、即、反省。

相手に謝っても許される時とそうじゃない時がある。

後悔しても遅い。

特にラスト3話くらいから泣けてきます。

見方を変えると、愛しすぎると人はこんなにボロボロになるんだなと言う感じ。

普段ラブは要らないとか言ってるブログ主です。

ぬるいのは要らないけどここまでとことん描かれると逆に興味深いです。

精神の破綻を見てる感じで心理学的に面白いです。

 

ショートドラマはエロ度が高いです。

↓しかも今回こんなシーンばっかり



中国ドラマが上手いなと思うのは、別に脱いでるわけじゃないのに、肩出して押し倒したただけでなんでこんなにエロいんでしょ(笑)

ムードを作るのも上手いのかもしれませんね。

日本のドラマでこの程度で萌えた事ないけど、中国ドラマは全部じゃないですけど、時々なんでこんなに……と思う時があります。

綺麗だとも思うしね。

作り方が上手いのだと思う。

役者さんも回想シーンの過去映像と現在ではキャラが全く変わってて別人のようで、とてもいいです。

 

 

 

 

まぁお時間があったらぜひ見てほしいですね。

この手のドラマは続けて何本もみると飽き飽きするんだけど、肩凝るドラマの合間に見るととてもいいです。

それこそたまに食べるスイーツって感じですね。

毎食は食べたくない。

でもたまにはしつこくても美味しい。

 

↑ラストシーン、この手のドラマはハピエンなのもいいです。

 

 

(完)

 

 

 

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