チャオ・ジンマイ
ジャン・リンホー
原題 度華年 (全39話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
無事に結婚式まで漕ぎ着けました。
まだまだ序ノ口。
新婚初夜の20才と18才ですけど、中身は熟年夫婦です。
この結婚式の付き添い人が蘇容卿で、なんであの人に頼んだの?と聞く李容に、あなたが喜ぶかと思ってと裴文宣。
だからそこから離れたら?
事がうまく運んだ暁には離縁するつもりの二人です。
心の中では別れなくてもいいと思っていそう。
でも相手が望むなら別れるよ……と、この辺りは契約結婚の要素もあり。
この二人は過去に様々な思いが交錯してるので、恋愛面では散々ぐるぐるしてる。
それなのにやり直してる現在(いま)もまたやり合っている。
心の中は疑心暗鬼。
信じたい、信じて裏切られるのは怖い。
特に李容の方は皇宮育ちだから愛なんて信じたら終わりくらいに思ってる。
それでも二度目の効能なのか、自分の思いを疑惑を含めて相手にぶつけることは学習したようで、危ないすれ違いも割と早く解決する。
見ているこちらは、誤解とすれ違いで不幸になる展開は過去に終わってるので、割とその辺のストレスは少ないのがサクサク見られて先に進める利点です。
その点は本当に見ていて面白いドラマだと思う。
この二人は公主と駙馬、しかも家格が低い寒門出の駙馬なので、結婚したところで格差婚の局地。
二人だけの時も李容は常に上から目線で、でもそのことに卑屈にならない文宣はとてもいい。
その辺りは若いカップルではなくて中身が20年ものだからなのか。
文宣が甘えるのも上手い。
この強気を崩さない究極のお嬢様気質=公主キャラがチャオ・ジンマイに非常に似合っています。
文宣を始め周りの人間を大きな目で睨みあげる様に威厳があります。
彼女は多分「開端」しか見てないと思うのですけど、あの時は平凡な現代少女に見えたのですが、こちらの方が似合ってると思います。
文宣は常に李容に向かって、
あなたの好きなようにしていい
あなたを守る
あなたの進む道が自分の行く道でもある
そのように言葉で伝える。
今回見ていてつくづく思ったのは、わかっているとかわかり合えてるじゃなくて、わかりきっていても何度でも言葉で伝えることは重要なんだなと言うこと。
毎回ドラマ見ていて、言葉が足りないのよ!と思うことは度々なんだけど、今回は同じカップルのやり直しということもあって、このカップルも過去は言葉が足りなかったんだろうなと想像する。
文宣もそこのところを踏まえてるんじゃないかと思う。
皇太子の妃選びも頭の痛いところ。
前回は正妃に上官雅、側室に秦真真が選ばれ、秦真真が死んだことによって皇帝になった彼が闇落ちしたという事実があった。
皇后になった上官雅は無関心で大人しいというよりは事なかれ主義に見えた。
今回は──
李容は上官雅に会いに行って驚く。
前回↓
今回↓
これくらいの差があった(笑)
もしかしたら結婚前の彼女を知ってたか知らなかったかの違いなのかも知れない。
正妃の地位に興味がないのは一緒。
けれどお家のために抗っても無駄という考えから流されていた彼女。
嫁ぐまでは自由に生きると奔放に過ごしていた。
さすがの李容もびっくり。
しかしそれはそれでちょうど良い。
李容は彼女に接近して、正妃にならなくても上官家を変えていく手助けを頼む。
生き生きとしてる上官雅がとても良い。
彼女は李容の右腕になりつつある。
そんな彼女を密かに慕うのは蘇容卿の兄
蘇容華@イー・ダーチェン
この兄弟も面白くて、長男なのに放蕩してる兄と、そんな兄が好きで家のことを兄の分まで担っている弟の蘇容卿。
兄弟仲もよく、今後闇落ちしそうな蘇容卿を兄がどうするのか心配と興味がある。
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