リウ・ハオラン
ラレイナ・ソン
チェン・ルオシュアン
原題 九州縹緲録(全56話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
天駆事件の時に実家を助けるために流罪になった姫野。
阿蘇勒たちは騙されていて、兵役へいったと思ってるけど、完全に流刑です。
崖からぶら下がったまま作業するという苦役。
ここでまず姫野は阿蘇勒と羽然の結婚の話を聞いてしまいます。
裏切られたと頭に血が登る姫野。
まぁ人から噂で聞けば面白くないよね、しかも自分が辛い時に。
更に自分の母親を殺したと思われる役人も見つけてしまった。
しかし名前もわからない。
まずは脱走。
流れ流れて都へ来たら丁度見てしまうドラマあるある。
阿蘇勒と羽然の仲良しシーン。
やけになっている時に捕まったのが离国の国主嬴無翳の娘、嬴玉。
父親は下唐国との戦さを力で押し切り、その後政治的駆け引きで天啓まで乗り込んできた人。
彼が朝議の場に馬に乗ったまま乗り込んできたのには仰天。
流石に見たことないシーンだった。
で、その娘が姫野に目をつけた。
彼女は前述の戦さの時に、父親の影武者をしていて姫野に捕まった。
多分その時に一目惚れしたんだね。
けど、この子は羽然以上のじゃじゃ馬。
ちょっとやりすぎ感もあるワガママ娘。
自分の感情の持っていき方がわからないんだろうね。
姫野を思いっきり痛めつけます。
拷問もいいところ、サドっ気があるのか、好きな子は虐めたいタイプなのか?
しかも告白どころか、「あんたは奴隷よ」「あんたはアタシの犬よ」とか散々。
でも傷心の姫野は受け入れちゃう。
この子も大概人がいいのだと思う。
阿蘇勒が居るから目立たないだけです。
この嬴無翳やサド娘や离国の面々は中々魅力的な人たちだと思います。
早々に死んだ息子はちょっとダメな子だったけど、みんな面白くキャラが立ってていいんですよね。
やりすぎな面々も、なにしろ強いから──仕方ないか……と納得してしまう(笑)
そんな娘に振り回されてる姫野は羽然と出会って「何機嫌悪くしてるのよ、なに?阿蘇勒と結婚したから怒ってるの!?」とこちらの娘にも突っ込まれる。
「あんたのために結婚したんじゃないの!」
阿蘇勒なら説明にモゴモゴした気がするんだけど、なにしろ羽然だからね。
直球投げてくる(笑)
しかもそれを聞いた姫野が「そうなんだ」俺が間違ってたわ……とすぐに納得したわけではなく、三人三様に葛藤はあったものの関係修復。
姫夜にとってはこの頃が一番精神的には辛かった時期ではなかろうか。
天駆を裏切り家族と離れ流罪からの母親の仇打ちと親友二人の裏切り(と思ってた)時期。
でも三人とも善人なんです。
やっぱり素直過ぎると思う(笑)
いい子だけれど。
この三人はいい子すぎるよね。
それでいつも巻き込まれのいらん苦労することになる。
そしてもう一人ここにも──善人ゆえに苦悩を抱える人。
天啓の公主・小舟@チェン・ハオユー
彼女の出自がまた複雑なようですが、下唐国まで阿蘇勒を迎えに行ったの兄である皇帝のため。
子供の時に兄に命を救われてから優しい兄のために生きてきた。
阿蘇勒を迎えに行ったのも兄のため。
しかし兄はいつの間にか自分が思っていた人間とは違ってしまっていた。
阿蘇勒のことも利用するつもりが好きになってしまい、彼女も三人と一緒に運命が変わっていく。
阿蘇勒を支えるのは彼女……という立ち位置です。
頭がよく冷静で、勇気もある。
羽然よりもこちらの方が阿蘇勒にあってると思うし好きだな。
このドラマは恋愛の方へ話が流れないのが好きです。
他に事件が多すぎるからね。
続く
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