あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~ その5

 

 

フー・ゴー

リウ・タオ

ワン・カイ

ウー・レイ

 

 

原題 琅琊榜(全54話)

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

豫津の父、言侯が火薬を集めて皇帝暗殺を計画していることに気がついた梅長蘇はやめるように説得する。

言侯と皇帝、そして林殊の父(林燮)とは昔友人同士で現皇帝を押し上げて帝位につけた。

けれども言侯の好きだった林燮の妹(宸妃)を皇帝が側室にしてしまい、しかも例の赤焰事件で宸妃は自害してしまった。

現皇帝はけっこう酷い男だ。

自分が帝位を得るのに協力してくれた友人二人。

そのひとり(言侯)の好きな女を横取り、そしてもう一人(林燮)は謀反人だと言われてそれを信じたと言うことです。

 

 

 

言侯は好きな女と友人を失った。

皇帝への不満と恨みが言侯には募っていた。

言侯にとっては好きな女を取られ、友人を罪人扱いされたと言うことになります。

つまり言侯という人物はある意味、梅長蘇と同じ感情を抱えた人間なんです。

過去に囚われ復讐心に燃えている。

ただし皇帝を恨んで殺してしまっては真実にたどり着けない。

梅長蘇の目的はあの事件の真相なわけで、言侯を説得して協力を仰ぐべく動く。

このことがきっかけで、梅長蘇と言侯の距離は縮まります。

豫津も父とは疎遠で寂しかったのですが、言侯は自分自身を反省して息子を大事にしようと心を入れ替えます。

この親子の距離も梅長蘇のおかげで縮まりました。

言豫津の方は親子の関係が修復できて良い方向へいったのですが、景睿の方は逆の方向へ行くことになります。

 

 

 

言侯の暴挙は止められたのですが、誉王が皇太子を陥れようと町で火薬を爆発させて被害を出します。

死傷者がたくさん出て、自分さえ良ければ人の命はなんともないのかと見ていても呆れます。

皇太子と誉王の足の引っ張り合いは続く。

そんな中、南楚から客人が訪れる。

景睿の誕生日の宴が開かれ、ここに南楚の客人が加わり景睿の出生の秘密が明かされる。

景睿の母親は莅陽長公主です。

つまり彼女は皇室の人間(皇帝の妹)なのですが、彼女には秘密がありました。

それが謝家と卓家の二家の関係を作りました。

 

 

 

景睿が生まれた時、その場には妊婦が二人でふたりの赤ん坊が生まれましたが、ひとりが死んでしまい、嵐の中の出来事でどちらの子供かわからなくなってしまいました。

この時生まれたのが景睿です。

両家は解決法として双方共通の息子として景睿を受け入れ、景睿には二人の父と母が……両家は景睿を挟んで親戚付き合いをして親しくなりました。

しかしこの件の裏にはもっと複雑な事情があったのです。

景睿の本当の父親は当時南楚から人質として来ていた王子であり、莅陽長公主との間に出来た子供だった。

長公主は過去に薬を盛られて謝玉と一緒にさせられたような描写があったので、そういうことなんだと思います←霓凰が飲まされたものと同じもの

つまりは南楚の恋人と別れさせられて無理やり謝玉と一緒にさせられたけれど、その時にお腹には景睿が既にいた……というのが真実のようです。

謝玉は最低な男で、この赤ん坊(景睿)を殺そうと企んだらもう一方の卓家の子が死んでしまった。

景睿が両家の共通の子供になったことで、江湖で力のある卓家を利用できると思った謝玉は景睿を殺すことをやめて卓家を上手く誘導してその力を使って邪魔な人間を排除してきた。

それらを宴で暴露されて、現場は入り乱れて大変な騒ぎに。

もちろん真相暴露を企んだのは梅長蘇。

巻き込まれたのは景睿と卓家の人々。

謝玉はどこまでも自分勝手な男だし、それなのに莅陽長公主に対する執着は未だ健在みたい。

これを見てて、愛が深いと考えるべきなのか、しつこい男と思うべきなのかちょっと迷いました。

どちらにしろ……つまり謝玉には今でも長公主以外はどうでもいいんだなと感じましたけど、権力への執着はまたそれとは別のようです。

景睿とその弟と妹が可哀想になりました。

子どもたちはどうでもいいと言わんばかりで。

 

 

 

この事件は前半の山場というか、大変大きな事件。

居合わせた人を皆殺しにしようとした謝玉は捕まり死罪かと思われたけれど流刑に。

謝玉は皇太子派で、その排除に梅長蘇が動いたと思われるのは表面的なことで、実は彼は赤焰事件に関係がある重要な証人(犯人)でもあった。

梅長蘇は彼から真実を聞き出すが、その証言があったところで今更なんの役にも立たないことがわかっていた。

そんなものでは皇帝は認めない。

 

ここで新登場するキャラが"夏江"

懸鏡司という皇帝直轄の諜報機関とか隠密みたいな組織のトップ。

この夏江が鍵を握っているらしい。

赤焰事件の実行犯は夏江と謝玉。

主犯が夏江で共犯が謝玉です。

互いに秘密を握りあっている関係。

梅長蘇は謝玉に当時のことを書き残して長公主にもたせておくことを提案。

謝玉はその通りにして流刑地へ向かった。



 

 

後ろ盾の謝玉が流刑になり皇太子は実質失脚した。

同時に靖王が立場を増してきて誉王は警戒する。

その頃、靖王の母親の静妃は梅長蘇の正体に気がついて、息子に梅長蘇の言う通りにして彼を大事にするように言います。

母親の言動と梅長蘇の言動を重ね合わせて靖王は彼の正体を怪しむことに。

 

 

誉王は梅長蘇が自分の味方ではなくて靖王の側の人間だったことに気がつく。

既に梅長蘇は誉王にバレるのも時間の問題と思っていて、言侯と豫津に靖王への協力を依頼する。

言侯は皇后の兄だけれど、妹とは疎遠でもあるし、朝廷に不満もあるので梅長蘇に協力することになる。

誉王の方は反撃するために夏江に近づいて、過去の赤焰事件を利用しようとする。

 

 

 

 

ここからはいよいよ過去の事件を巡って、どちらもがこれを足がかりにしようと動き出す。

ここからの鍵が"赤焰軍事件"であり最初の証人が生き残ったとされる"衛崢"です。

衛崢を巡っての戦いが始まります。

 

そして梅長蘇の体調も悪くなり、時間との戦いにもなってゆく。

 

 

 

 

可愛いウー・レイショット↓

 

 

 

 

 

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