シュー・カイ
バイ・ジンティン
原題 楽游原
18話〜最終話(全40話)
前回の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
後半は李嶷のお家騒動といったところ。
一番皇帝に向いている李嶷は皇帝になりたくない。
何校尉は世の中を平定するためにはちゃんとした皇帝が必要と思っていて、李嶷と知り合ってからは彼になら任せてもいいと思う。
父親にも協力を頼むのだが、李嶷自身が積極的でない。
そのことが何度となく二人の間を気まずくする。
更に李嶷の兄二人と父親は李嶷を目の敵にしていること。
直系の皇太孫が他に居ること。
李嶷は彼に皇帝になってほしいが彼はまだ幼く、しかも命を守るために隠れて放浪の日々を送っている
父親に嫌われ、頭の悪い兄たちに陥れられながら将来のことで何度となく何校尉と気まずくなり喧嘩にもなる。
好きと言う気持ちは二人とも同じだし、確認してるのだけれど、将来の話をすると意見が食い違う。
そして邪魔をする柳承鋒。
一度は死んだと見せかけて二人を陥れたり、敵方とつまらないあれこれを画策する。
皇帝になることは、最終的には敵を倒すために李嶷がやらなければならないことだし、李嶷が主導すれば現皇帝の息子なのだから彼が皇太子になるしかない。
皇太子になって、邪魔も入ったのだけれど何校尉=崔琳と結婚し、彼女が皇太子妃におさまる。
ところがこの時は彼らが仲違いの最中でものすごく不機嫌な結婚式となる。
珍しい(笑)シーンだ。
兄たちは反逆者として死んだのだけれど、父親は残った息子の李嶷がまだ気に入らない。
最終回でやっと息子を認めることとなります。
このカップルは最初は敵同士、普通は愛し合って仲良くなっていく過程が描かれるわけですが、とにかく問題が多くて、ヒロインの方が譲らない。
男前のヒロインで良かったと思います。
問題山積みで無理と思えても、このカップルは諦めない。
簡単に別れようと思わないところがいいです。
いまは無理でもいつかは!と思い、時間が掛かっても必ず解決する!と固く思っているのです。
ウザイ女が現れても基本的に相手にしないしね。
皇太孫の問題は、10年ほど李嶷が繋ぎの皇帝を努めて譲位するということで片が付きました。
無難なエンドですね。
最初がちょっと入り込めなかったのですけど、事情がわかってきた頃から面白くなってきてそこからは一気に見ることができました。
面白いか、そうでないかの違いでドラマの見る勢いも違いますよね。
最初にシュー・カイの作品のことについて書きましたけど、今回のこのキャラは彼にとても合っていると思いました。
出だしは、面倒を嫌い辺境でのんびりたくましく暮らしてましたけど、正義感から中央を奪還することにする。
ちょっと頑固すぎるくらい自分の考えを変えなくて、好きな女に何度諭されてもうんと言わない。
そこも良かったですよ。
でも周りの人々を冷たく振り切れないから自分では望まない皇太子や皇帝の地位も受け入れた。
本人は大いに不満なんだけど、理性では仕方ないとわかってる。
何しろヒロインの方も強いし賢く理性的。
すれ違っても疑問が浮かんでも、彼ならこうする。
彼なら裏切らないと、こちらもブレない。
お似合いのカップルです。
そしてリウ・ユーニンがゲスト?で出てました。
本当にちょっとだけ。
知らなかったので出て来たときに驚いちゃった。
今回、ガオ・ハンもかなりアクの強い役だったのでは?
この人も脇で色々な役が出来る人ですね。
優しい役も、闇堕ち役も出来る。
ファン・イールンと同じ括りの役者さんかも。
個人的には好きなタイプです。
ルックスも好きだし、演じるキャラも好きかな。
また色々活躍してほしい。
個人的にはキリッとした格好良さの俳優さんよりも、ちょっと優しさや可愛さが覗く俳優さんが好みなんです。
何度か話してますけど笑うと可愛い人は最高!
だからシュー・カイもビジュアル的には大変好みです。
今後も好みの合う作品に出てくれるとうれしいな〜
次回会えるのを楽しみに!