ワン・ホーディー
ユー・シューシン
ジャン・リンホー
原題 蒼蘭訣 全36話
最初の記事はこちら
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
二周目の視聴記事です。
一回目のときも面白くて記事を書きまくりましたけど、その時に二回目も絶対に見ようと思ってました。
時間が取れなくて後回しになっていたのですけど、最近CSやBSで放送が何度もあり、番組表見たら見たくなって、新しいドラマの合間にちょっと見たらやめられなくなって、3日くらいでイッキ見してしまった。
面白いドラマは寝る時間も食事の時間も忘れて見てしまうんですよね。
毎回食い入るように見てしまうのは魔王様のお顔。
「花より男子」や「将夜」のときはここまでな感じではなかったですけどね。
前回四記事も書いたので、何を書いても重複だと思うのですが、とりあえず魔王様の変化。
ヒロインそっちのけで衣装とヘアスタイルを変えてくる(笑)
ヒロインも可愛い衣装とか髪飾りなんですけど魔王の迫力に負けてます。
それから青く変わる瞳とか。
前回も書きましたけど、見どころは二人が入れ替わり、キャラが変わるところ。
そして魔王が『情』を取り戻す一連の流れ。
前半は入れ替わったり、同心呪で慌てる魔王とのラブコメ。
中盤で魔王の過去とともにその感情を取り戻す流れと二人の互いへの思い。
終盤は一旦ヒロインが命を失い、魔王も死人同然になり、しかしヒロインの生まれ変わりの『種』を大事に魔王が育てる流れ。
序盤で花の世話をいやいやしていた魔王が、後半ではせっせと世話をする。
うっとうしがられても嬉々として纏わり付く様が面白くも微笑ましい。
最後までヒロインを助けようとして果てるんだけど、この作品を評価したいのはちゃんと最後まで終わらせてるところだったりする。
メインキャラたちがどうなったのか。
そして主役カプを最後まで放置せずに、ハピエンまで持っていってる。
最近はどうも最後をうやむやにして、放置してるドラマが多すぎると思う。
確かにはっきりさせずに視聴者任せにする終わり方も有りだと思うけれど、安易にその方法をとってほしくない。
制作者の意図をちゃんと伝えないと、いい加減な作品という印象を感じてしまう。
責任を持って、終わりを決めるのも制作側の責任だと思うのです。
どれもこれもあやふやにしたままこちらに投げて寄越すのはちょっと違うのではないでしょうか。
終盤、魔王はヒロイン小蘭花の死を受け入れられずに現実逃避するが、長珩が助けに行く。
初めは拒否するけど、本人だってわかっていた。
ゲスト出演?のリー・イートンはほんとに数シーンの出演だったけど、最後に大事なことを告げてくれる。
小蘭花死んでないよ、あなたの元神の中にいるから取り出して大事に育ててね。
まさに便利に何度も種から育てられるヒロイン(笑)
以前は師匠が、今度は魔王が育ててくれる。
長珩と仲良く二人で取り出す。
完全に親友同士になってます。
ちょっと長珩が『都合のいい男』になってる感じはあるけど、男主2だから仕方ない。
上手く取り出したあとはそれこそ大事に寝るときも抱きしめて見守ります。
後半はとにかく健気な魔王が見られます。
見事復活するけれど……
彼女は以前の呑気なポンコツ妖精ではいられなかった。
自分の使命を思い出し、魔王は忘れたふりで遠ざける作戦。
魔王と黒龍の主従の方はどちらも恋が上手くいかない。
二人で酒飲みながら、愚痴?慰め?自慢?
可愛いです。
小蘭花は長珩と結婚することにする。
以前の自分の役割に戻らなくちゃと思ってる。
ここでわけのわからない黒い物体が暴れます。
ファンタジーにはたまに登場する黒い物体。
黒いモヤモヤはファンタジードラマにはほぼ毎回登場するけど、これは塊。
これと対決するためにヒロインは魔王と別れたんだけど、魔王はちゃんとわかってた。
戦って死ぬなら自分の方だ!と言うわけで向かっていく。
乗っ取られたけれど、小蘭花のキスで正気に戻る。
この辺りの魔王が最強。
強いと言うより美しくて。
この戦いで体が消えてしまうけど、元神は無事だったってことなんだろうね。
300年後に戻ってきます。
ご都合主義だとは思うけれど、ここまでの二人のあれこれを見てきたら最後は幸せになっても良いんじゃない?と思いますよね。
そんな単純な視聴者を満足させる終わりで良かったのではないでしょうか?
ずっと思い合ってる二人だったから最後は一緒に……と思います。
なんだかなぁと言うカップルなら別れてしまえ!と思うことだって。
最後良ければ全て良しだと思うのですよ。
だから最後は大事です。
あー面白かった!
多分またいつか、見たいと思います!
蒼蘭訣はOSTがどれもこれも良すぎて、こちらも大好きです。
そしてお馴染みのリウ・ユーニンです。